かつて伊勢長島(三重県)の興昭寺の秘仏でしたが、当山にお迎えし、昭和26年5月13日、金龍山浅草寺に請い、開眼の法を修し今日に至っています。
聖観世音菩薩は、変化観音に対し根本となる観音様で、衆生の救いを求める声を観じて自在にこれを救う現世利益の菩薩様です。当本尊は刀印を結んでいます。
別名は「施無畏者(畏れ無きを施す者)」。私達の怖畏心(恐怖心)を取り除いて下さる菩薩です。