石灰石が長い年月の間に雨水で溶解され、そのとき生じた粘着力の強い乳状液(練乳石と同質)が次第に小石を凝固して、だんだん巨石となり、河川の浸食作用により地表に露出したものです。
国歌に詠まれている如く、千代、八千代、年をへてさざれ石巌となりて苔のむすという景観実にめでたい石です。
学名:石灰質角礫岩、産地:岐阜県揖斐郡春日村