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- 概要
本尊に聖観世音菩薩を奉安し、脇侍は日光菩薩、月光菩薩、布袋尊、マリア観音です。 本尊聖観世音菩薩はかつて伊勢長島(三重県)の興昭寺の秘仏でしたが、当山にお迎えし、昭和26年5月13日、金龍山浅草寺に請い、開眼の法を修し今日に至っています。聖観世音菩薩は、変化観音に対し根本となる観音様で、衆生の救いを求める声を観じて自在にこれを救う現世利益の菩薩様です。当本尊は刀印を結んでいます。 また日光・月光菩薩は、薬師瑠璃光浄土の菩薩様で、日光菩薩は日光のあまねく際限のない徳(めぐみ)を、月光菩薩は月光の清涼な法楽(よろこび)をあらわしています。当山のものは、南北朝時代(14世紀中頃)当時足利幕府に重用されたた院派仏師の作と推定されています。檜造りで宋風の影響がみられ、裳の上端部の折り返しをお腹のところで表現している立像は珍しいものです。 本堂入り口の龍神様は、元福井城にあった(現在ボストン美術館蔵)ものの復元で、金沢三名工の一人、石塚他三郎氏の作で欅材の一木彫です。
| - 場所
山門から参道を真っ直ぐ進んだ奥。
【境内地図】
- 関連行事
毎月18日は「観音様 月例 御縁日」となっており午前11時より「観音経 読誦」、次いで「住職の法話」が開催されます。
- 関連お守り
◆「病気見舞や眠れぬ時に」「龍神様手拭い」 ※世田谷観音オリジナルです。
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